沖縄での結婚式にはかりゆしウェアがおすすめ！ 式で着用する時のポイント｜サンエーオンラインショップ（本店）

沖縄の結婚式ではかりゆしウェアの着用がおすすめ

かりゆしウェアとは、「沖縄らしさ」を表現したデザインが特徴の服装のことです。沖縄県産であること、沖縄らしいデザインであることの2点が、かりゆしウェアの条件となっています。

アロハシャツのような見た目ですが、沖縄県内ではフォーマルウェアとして使われており、結婚式の際に着用することも可能です。沖縄の暑い夏を考えて作られているため、礼服（スーツ）よりも快適に結婚式に参列できます。

また、日本の南端に位置する沖縄県での結婚式は、日本国内にいながら行えるリゾートウェディングです。硬い印象を持ったスーツではなく、フォーマルながら明るい印象のかりゆしウェアを着用して結婚式に参列すれば、リゾート地らしい雰囲気も満喫できます。

結婚式でかりゆしウェアを着る時のポイント

沖縄県内の結婚式では、かりゆしウェアを夏場のフォーマルウェアとして着用することが多いものの、他の地域の結婚式といえば礼服が一般的です。
かりゆしウェアを着用する「かりゆしウェディング」に参列するとなった時に、具体的なドレスコードが気になる方も多いのではないでしょうか。かりゆしウェディングの際は、以下の点に注意が必要です。

明るいデザインのウェアを用意しよう

かりゆしウェアは、デザインやカラーの種類が豊富で、シチュエーションに合わせて選ぶことができます。結婚式でかりゆしウェアを着用する際は、お祝い事らしい華やかなデザインや、明るいカラーのかりゆしウェアを選ぶのがおすすめです。

白色も明るい印象のカラーですが、新郎新婦が身に着ける服とかぶるため、結婚式での着用は控えてください。喪服をイメージさせる黒一色のウェアの着用もマナー違反です。
白色や黒色のかりゆしウェアを着用したい方は、無地ではなく白黒以外のカラーやデザインが入っているものを選びましょう。
女性用にはワンピースタイプのかりゆしウェアもありますが、シャツタイプを着用するのもおすすめです。

また、正規品のかりゆしウェアには、かりゆしウェアを証明するタグ（下げ札）が付いています。タグ付きの正規品を選ぶこともポイントです。

寒い時期は羽織るものも必要

南に位置しており、日本の中では温暖な気候とはいえ、沖縄の12～2月頃の平均気温は18℃程度です。
※式場が海の近くにある場合は、海風でさらに体感温度が低くなることも考えられます。

半袖のかりゆしウェアでは寒さを感じる可能性があるため、長袖のかりゆしウェアを着たり、カーディガンやジャケットのようなすぐに羽織れる上着を用意したりするのがおすすめです。

※出典：沖縄気象台ホームページ

参列者同士で柄を合わせるのもおすすめ

前述のとおり、かりゆしウェアはカラーやデザインの種類が豊富にあります。家族や親族、友人など、参列者同士でかりゆしウェアの色柄を合わせるのもおすすめです。
参列者がテーマに沿ってコーディネートを合わせることで、結婚式の一体感を高めることができます。集合写真も、より印象的なものに仕上がるでしょう。

ボトムスや靴選びもポイント

かりゆしウェディングの時は、ボトムスや靴選びに悩んでしまうこともあるでしょう。とはいえ、スーツのトップスがかりゆしウェアになったイメージでコーディネートを考えれば、基本的には問題ありません。
かりゆしウェアと合わせるボトムスや靴の選び方のポイントは、以下のとおりです。

かりゆしウェアに合わせるボトムス

かりゆしウェディングの時のボトムスは、男性ならかりゆしウェアに合う白または黒のスラックス、きれいめのチノパンなどを着用すると良いでしょう。
フルレングスを着用するのが基本ですが、カジュアルなドレスコードが認められている結婚式においては、7分丈のパンツやデニム、ハーフパンツを着用できるケースもあります。

ただし、カジュアルなコーディネートが認められている場合も、他の参列者の方に不快感を与えない服装を心がけることが大切です。
丈が短いパンツやデニムを履きたい時は、新郎新婦に一度確認を取っておきましょう。

女性で半袖のかりゆしウェアを着用する場合は、白のスカートやボトムスを合わせるのがおすすめです。清潔感がある白色のボトムスとかりゆしウェアを合わせることで、リゾートウェディングらしい明るい印象を演出できます。

かりゆしウェアに合わせる靴

かりゆしウェアに合わせる靴は、結婚式を行う会場の雰囲気やドレスコードに応じて選びましょう。
チャペルやホテル内で式が行われる時は、一般的な結婚式と同様に、男性はフォーマルな革靴、女性はストッキングにつま先のあいていないパンプスを履きます。

ビーチやガーデンといった屋外で行う時や、ドレスコードがカジュアルな結婚式では、男性はデッキシューズやモカシン、サドルシューズを着用することも可能です。砂で靴が傷む恐れがあるので、サンダルを用意するのも良いでしょう。

女性も、会場の雰囲気に合っていれば、パンプスではなくサンダルやミュールを着用できる場合があります。ヒールが砂に埋まってしまうので、ピンヒールのようなヒールが高い靴を履くのは避けることがポイントです。

ただし、具体的なドレスコードは式場や新郎新婦の考え方によって異なります。事前に、新郎新婦に確認を取っておくと安心です。

沖縄での結婚式はかりゆしウェア以外でも大丈夫？

かりゆしウェアを着用することが多いとはいえ、かりゆしウェア以外の服装でも結婚式には参列できます。
ゲストの方が、かりゆしウェア以外で参列する時は、どのような服装を着用すれば良いのでしょうか。

【男性】黒の礼服が基本

一般的な結婚式と同様に、男性は黒色の礼服（スーツ）に白いネクタイを合わせたコーディネートが基本です。かりゆしウェアはあくまでも夏の正装なので、夏以外の時期は礼服を着用しましょう。

また、新郎新婦の両親がかりゆしウェアを着ることに抵抗感を示し、スーツとネクタイがドレスコードとなるケースも考えられます。

【女性】パーティードレスがおすすめ

女性も男性と同じく、一般的な結婚式で着用するパーティードレスを用意しましょう。デザインにルールはありませんが、光を取り入れる設計の式場が多いため、明るいデザインのドレスを着用するのがおすすめです。

また、沖縄の結婚式ではビーチで写真を撮ることも考えられます。屋外でも歩きやすい靴を合わせておくと安心です。

マナーを守ってリゾートウェディングを楽しもう

沖縄の結婚式は、礼服ではなくかりゆしウェアを着用する場合が多いです。他の地域にはない形態なので、ドレスコードはしっかり確認しておきましょう。
暑い地域ということもあり、服装に関するルールは比較的おおらかな傾向にありますが、場合によっては相手に不快感を持たれる可能性もあります。服装に悩んだ時は、新郎新婦に詳細を確認するのがおすすめです。

ご紹介した内容を参考に、マナーを守ってリゾートウェディングを楽しみましょう。